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僕が金庫を買った理由

実家住まいの、まだ学生である僕にとって、金庫は正直必要のないものだと思います。大切なものが無いわけではありませんが、両親が使っている金庫に入れてもらうことだってできますし、まだまだ若い僕には大人ほど重要な書類や現金があるわけでもありませんからね。

そんな僕が、先日金庫を購入しました。その理由は、親の掃除です。僕の部屋の掃除をしてくれるのは助かりますし、親も秘密を暴いてやろうとかそういう邪な感情があるわけではないとわかっています。でも、やはり掃除の際に自分の部屋を隅々まで見られたくないという気持ちはどうしてもあるんですよね。だからこそ「自分の部屋は自分で掃除する」と言っているのですが、どうせ掃除をするなら同じだしという気持ちが浮かんで、家の掃除をする際に手を付けてしまうんだとか。親の好意や気持ちがわからないほど子供ではないので強く言うこともできず、悶々とした日々を過ごしていました。

小さい子供でも、自分だけの宝物を大切に保管するわけで、大学生ともなれば僕だって見られたくないもの、手を付けられたくないものはやはりあるのです。親から「守る」と言ったら言い過ぎかもしれませんが、僕もそういったものを隠したり保管できる場所が欲しかったんです。それが結果として、金庫を購入するということになりました。金庫と言っても、そんな高価なものではなくて簡易的なものですがね。

おかげで、親が部屋に入ったり掃除することに対して、嫌だと思うことがなくなりました。まぁ、自分の部屋は自分で掃除するのが一番なんですけどね。そう言ってもやってしまう親に対しても不満を持たなくなったので、金庫の購入は正解だったなと感じています。